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【レソト】天空の王国横断、サニパス→モホトロング→マセル→マレアレア

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こんにちは、ノーウェアマンです。

今回はレソトのサニパスからモホトロングまで移動して、マセル経由でマレアレアを目指します。

この記事では「天空の王国横断、サニパス→モホトロング→マセル→マレアレア」を紹介します。

前回の記事では「絶景サニパスハイキング&アフリカで一番高いパブ」を紹介しています。

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レソトの通貨はロチですが、南アフリカのランドと等価でランドも使えるので、私はレソトではランドを使っていました。

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サニパス→モホトロング→マセル→マレアレア

サニパスからマレアレアまで直接の移動手段はありません。サニパスからモホトロングへ行き、モホトロングでマセル行きのバスへ乗って、マセルでマレアレア行きの乗合タクシーに乗る必要があります。私はモホトロングで1泊しました。

地図を見ると「モホトロングからマセルまで横断する道があるのでは?」とも思いますが、バスはレソトの外周をぐるっと周るように走りました。おそらく横断道路は道が悪いのかもしれません。

サニパスからモホトロングへ

私は泊まったロッジの前で、モホトロング行きの乗合タクシーを待つことにしました。この日はモホトロングまで行くことができればいいので気長に待つつもりでいました。しかし一向に乗合タクシーは来る気配はありません。

するとモホトロング方面から国境方面へ乗用車が通りすぎていきました。ロッジのスタッフは「あれはタクシーだからまた戻ってくるよ!!」と私にわざわざ告げてくれました。モホトロングから客を乗せたタクシーが国境で客を降ろして、モホトロングへ帰るということらしいです。案の定しばらくしてタクシーが近づいてきてスタッフがとめてくれました。

乗用車の個人タクシーだったので、私はひとりでは割高にはならないかと躊躇していました。しかし「乗合とそんなに値段は変わらない」と言われたので、このタクシーに乗ってモホトロングへ行くことにしました。その真偽のほどはわかりません。言い値は200ランドでしたが、150ランドでモホトロングまで乗せてくれることになりました。

しかしここからの景色は素晴らしく、助手席から眺めることができたのはよかったです。

タクシーはモホトロングの街の手前で乗客を1人拾い、サニパスから1時間足らずでモホトロングへと到着しました。

モホトロングで1泊

まだ昼ごろだったので先に進むかどうか迷いましたが、モホトロングで1泊することにしました。モホトロングは小さな街ですが、Shoprite Miniというスーパーがあります。

モホトロングの宿

事前に調べてGROWという宿へ行きました。日本人で「泊まった」というブログを見ていて、目をつけていました。でもいざ行ってみると、思っていたのと違う…。

地図だとこの辺りです。

門番のおじちゃんは英語ができないので、泊まっているというジンバブエ人が代わりにいろいろと説明してくれました。敷地内には平家がいくつかあり、宿というよりは家として貸し出しているようです。そのジンバブエ人は近くの橋の建設の仕事で来ていて、部屋を借りているようでした。

オーナーは不在だったのでこのジンバブエ人が電話でオーナーとやりとりしてくれました。正直他の宿探してもいいかなと思っていたのですが、いろいろと準備して空いている家の部屋を貸してくれることになりました。どうやら1泊だけする人も受け入れているようです。個室で300ランドでした。

しかし水道からもシャワーからも水が出ず、門番のおじちゃんが重そうにバケツに水を汲んできてくれました。電気はありましたが、Wifiはありません。家もひとりで使えるのかと油断していたら、夜にドアを叩く音がしてびっくり。どうやら夜勤の門番が空いている他の部屋を使うようでした。

みんな優しい人でしたが、私は落ち着きませんでした。モホトロングで泊まるなら他を探したほうがいいかも。

モホトロングからマセル

翌朝5時半ごろにバス停へ向かいました。

マセルまでは大型のバスがあると聞いていて、それに乗るつもりでした。しかしまだバスは来ておらず、マセル行きの乗合タクシーがありバスより早く出発するということで乗合タクシーに乗ることにしました。6時半発で、250ランドでした。

大型バスもやってきて、こんな感じでした。バスは乗客を拾いながら行く可能性もあり、時間がかかりそうですね。

そしてここからの景色も絶景でした。運よく助手席をゲット。道は舗装されていて揺れもそこまでありませんでした。

レソトは「アフリカのスイス」と呼ばれていますが、私には「アフリカのチベット」と思えるくらいの景色でした(スイスもチベットも行ったことはありませんが、行ったことがあるヒマラヤ地域を彷彿とさせるので)。

途中休憩も絶景ポイント。トイレはそこら辺にするタイプで、何も考えずに皆について行ったら「男はこっちだ!!」と呼ばれ、周りを見たら爆笑する女性たちに囲まれていました…。

マセルに着くまでずっと絶景でした。さすが「天空の王国」

マセルに着いたのは13時半ごろでした。確かこの辺りで降ろされたような…。

マセルからマレアレアへ

マセルで1泊することも考えていましたが、思いの外早く着いたのでこのままマレアレアに行くことにしました。バスターミナルが近かったので歩いていきました。

マレアレア行きを探していると、「マレアレア行きのバスはないから、このバスに乗って途中で乗り換えろ」と大型バスに案内されました。困惑していると今にもバスが出発しそうだったので、そのバスに乗ることにしました。根気強く探せばマレアレア行きの乗合タクシーはあるのかもしれません。

バスは日本の通勤電車並みに混んでいました。3、40分走ったところでマレアレア方面との分岐で降ろされました。40ランドでした。

しかしマレアレア行きはすぐには見つかリませんでした。ここまで順調だったのですが、いつ来るかわからない乗合タクシーを炎天下の中で待つことになりました。

そして1時間以上待ってマレアレア行きの乗合タクシーが来ました。安心していたものの、「このタクシーってマセルから来てるよな..?マセルでこれ待ってればよかったのでは?」という疑問が拭えませんでした。マレアレアまで45ランドでした。

ここからの景色も素晴らしかったのですが、景色と全くマッチしないスピーカーからの爆音のサイケな音楽のせいで脳がバグりそうでした。

道は未舗装になり、凸凹した道を走っていきます。そして登りきった坂を越えて見えたマレマレア…!!

サニパスとは違った風景ですが、こちらも絶景です。マレアレア滞在が楽しみです。

そして乗合タクシーはマレアレアロッジの前まで来ました。どうにか明るいうちにはマレアレアに着くことができました。

マレアレアロッジには予約はしていなかったのですが、空きはあるようなので泊まることができました。一番安い部屋で良かったのですが、アップグレードしてくれました。2泊で557ランドでした。次回はマレアレアを詳しく紹介したいと思います。

おわりに

この記事では「天空の王国横断、サニパス→モホトロング→マセル→マレアレア」を紹介しました。

サニパスからマレマレアマで2日かけて移動しました。レソトは国自体が絶景の宝庫で、移動するだけでも楽しめます。まさに天空の王国。

次回の記事では「マレアレアロッジ&マレアレアハイキング」を紹介したいと思います。

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