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南アフリカから南米へ飛行機移動:ダミーチケットで搭乗拒否は免れるか?

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こんにちは、ノーウェアマンです。

いよいよアフリカを離れ南米へ移動する時がきました。しかし「搭乗拒否にあわずに飛行に乗れるか?」という問題をクリアしなければいけません。

この記事では「南アフリカから南米へ飛行機移動:ダミーチケットで搭乗拒否は免れるか?」を紹介します。

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帰りの航空券がないと搭乗拒否される

「南アフリカから南米への飛行機で搭乗拒否にあった」

という情報は結構耳にしました。帰りのチケット(出国チケット)を持っていないために搭乗拒否された、ということのようです。

イミグレーションで入国を拒否されたら、乗ってきた航空会社が責任を持って送り返さなくてはならないようです。そのため航空会社も目を光らせてるということでしょう。特に南米の国々では厳しくチェックされます。出国チケットだけでなく日本まで帰るチケットの提示まで求められることもあるようです。

私はこういう情報を聞いていたので、南アフリカ・ケープタウンからブラジル・サンパウロまでの飛行機に乗る際事前に対策しました。他の問題もあったものの、結果的には搭乗拒否されず無事に飛行機に乗ることができました

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搭乗拒否対策

搭乗拒否されたくなければ帰りのチケット持ってればいいだけの話ですね。ですが長期の世界旅行をしている旅人には「そんな先のことまで決められない」という人も多いはず。ここでは搭乗拒否対策を紹介します。

  1. 素直にチケットを買う
  2. キャンセル無料のチケットを買ってあとでキャンセルする
  3. ダミーチケットを購入する

1. 素直にチケットを買う

これが一番リスクがないですね。先の予定まで決めてしまってチケットを買っておく

実際私はペルーのリマからメキシコシティに行く時に「メキシコ出国のチケット」を厳しくチェックされました。私はすでに「メキシコシティ-日本」のチケットを持っていたので堂々と提示しましたが、やたらと疑われました。しかも「リマ-メキシコシティ」の航空会社と同じなのに。実際のチケットでもここまで厳しいんですね。もちろんOKでした。

でも先の予定決めたくない人も多いはず。とりあえず安いチケットを買っておいて捨てる、という手もあります。

2. キャンセル無料のチケットを買ってあとでキャンセルする

アメリカの大手航空会社などでは「チケット購入から24時間はキャンセル無料」というのもあるようです。

しかしお金が戻ってくるとは言え、金額が大きいと決済するのもためらいます。万が一24時間以内にキャンセルできなければ、と考えるとリスクも大きいです。

3. ダミーチケットを購入する

ダミーチケットつまり偽のチケットを用意するということです。私はこの方法を使いました。

Best Onward TicketTop Onward Ticketなどのオンワードチケット(捨てチケット)を販売するサイトでダミーチケットを購入できます。ダミーとは言えこれらのサービスが実際のチケットを購入し48時間以内であれば「実際にチケットを買っている」という記録が残ります。ダミーチケットの金額は10〜12ドルから購入できます。

10ドルほどでチケットが用意できるのであれば、搭乗拒否対策としてはダミーチケットがベストではないかと思います。

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果たして搭乗拒否は免れたか?

ダミーチケットの購入

私はBest Onward Ticketを使って12ドルでダミーチケットを購入しました。

私はケープタウンからサンパウロ行きの飛行機に乗る予定だったため、適当に「10日後のブラジル・サンパウロからアルゼンチン・ブエノスアイレス行き」のダミーチケットを購入しました。チケットの有効期限が48時間なので、飛行機に搭乗する日の朝に購入しました。

そしてこれがEチケット。

割とシンプルで、本当にこれで大丈夫かと心配になりました。

ケープタウン空港へ

ケープタウンの市内から空港へはバスがあると聞いていたのですが、今は走っていないようです(2025年2月)。

なのでUberで市内から移動しました。200ランドほどで、40分かかりました。

チェックイン

チェックイン時間になり列に並びました。カウンターに近づくと、航空会社のスタッフがパスポートや航空券の確認をしてきて「(ブラジルの)出国チケット」の提示も求められました。

私はドキドキしながら購入したダミーチケットを提示。どうやらチケットは大丈夫でした。

しかし「よしっ!!」と喜んだのも束の間、

「ブラジル滞在中のすべての宿泊先の確認をさせて」

とスタッフに要求されました。「え!?」と驚く私。ブラジルでは2泊の宿しか予約していませんでした。そのことをスタッフに告げると、

「すべての宿泊先が確認できないと飛行機には乗せられないわ」

と一言。一瞬で絶望の淵へ落とされました。

とは言っても意気消沈している場合ではありません。必死にiPhoneでサンパウロの宿を探し、キャンセル無料の宿をダミーチケットでの出国する日まで約1週間分を予約しました。

そしていよいよカウンターへ。ダミーチケットの番号などを調べられた後、先ほど予約した宿の確認画面を見せてチェックインは無事完了となりました。この間冷や汗をずっとかいて、心臓バクバクでした。航空会社のカウンターですが、取り調べでも受けてる気分でした。

この後はイミグレが大混雑で時間が気になったものの順調に機内へ。

無事にアフリカ大陸から脱出することができました。

ブラジル入国

「さてここからが本番だ!!」と意気込んで向かった入国審査。

しかし「入国目的は?観光?」と聞かれただけで即スタンプ。出国チケットも滞在日数も滞在先の確認もありませんでした。非常にあっけない入国でした。

なんだったんだろうあの航空会社の対応..。神経尖らせすぎだろ..。ともあれ無事ブラジルに入国できてよかったです。

宿に着いた後、ダミーとして予約した「キャンセル無料の宿」は丁重にキャンセルしました。

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おわりに

この記事では「南アフリカから南米へ飛行機移動:ダミーチケットで搭乗拒否は免れるか?」を紹介しました。

とてもスリルがあって心臓に悪い体験でしたね。でもなんだか「旅人のスキル」が上がった気がします(笑)。先々の予定を決めてしまえばこんな問題は関係ないでしょうが、やはり予定を決めずに旅したいものです。

そんな時にオンワードチケットを用意してくれるサービスがあるのは非常に助かります。ずっとあってほしいサービスです。でも世の中どうなるかわかりませんからねー。

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