メキシコシティは、古代遺跡や博物館といった観光名所だけでなく、地元の人の生活やエネルギーを肌で感じられる街です。都会らしい洗練と、ラテンの明るさ、そしてカオスが混ざり合った独特の空気。
この記事では、私が実際に歩いて「行ってよかった!」と感じたメキシコシティのおすすめ観光スポット6選を紹介します。
1. チャプルテペク公園|都会の中の緑のオアシス

メキシコシティ中心部に広がるチャプルテペク公園は、市民の憩いの場であり観光客にも人気のスポット。
とにかく広大で、一日では回りきれないほど。週末になると家族連れやカップル、学生たちでにぎわいます。
私が訪れた日はメキシコのホリデーシーズン。さまざまな出店が並び、たくさんの人で溢れていました。都会の中にありながらも、ラテンのノリの良い雰囲気が感じられます。
観光の合間にふらっと立ち寄って、地元の空気を感じてみてほしい場所です。
2. チャプルテペク動物園|無料とは思えない充実ぶり

同じ公園内にあるチャプルテペク動物園(Zoológico de Chapultepec)は、なんと入場無料。
無料とは思えないほど展示が充実していて、ライオンやトラ、さらにはパンダまで見ることができます。

子ども連れの家族が多く、地元の人にとっても人気のスポット。観光客でも気軽に入れる雰囲気で、のんびり散歩しながら動物を眺めるだけでも癒やされます。公園とセットで訪れるのがおすすめ。
3. ケーブルカー「ライン2」|空中から街を見渡す非日常体験

少し郊外へ足を伸ばして乗ったのが、メキシコシティのケーブルカー「Cablebús Línea 2」。
もともとは地元住民の移動手段ですが、観光目線で見てもまるでアトラクションのよう。車内からは街全体を見渡すことができ、色とりどりの家々が丘の斜面に並ぶ風景は圧巻。
しかも料金はわずか7ペソ(約56円)という格安の空中散歩は、間違いなく穴場スポットです。
ただし、ローカルエリアを通るため、日中の利用がおすすめ。治安に注意しつつ、メキシコシティの日常風景を上空から眺めるのも楽しい体験でした。
Cablebús Línea 2
アクセス:Constitución de 1917駅(地下鉄ライン8)〜Santa Marta駅(地下鉄ラインA)
料金:7ペソ(約56円)
所要時間:Constitución de 1917駅〜Santa Marta駅片道約40分
メキシコシティの公共交通ガイドはこちら
➡︎メキシコシティ公共交通ガイド|空港アクセスからバス・地下鉄・ロープウェイまで
4. ルチャ・リブレ観戦|熱狂と笑いが渦巻く夜

メキシコと言えばやっぱり「ルチャ・リブレ(メキシコ流プロレス)」。カラフルなマスク、派手な技、そして何より観客の盛り上がりがすごい!
私はメキシコシティの老舗アリーナ「Arena México」で観戦しました。
会場の中はまるでお祭り。観客はヒーロー役に声援を送り、悪役にはブーイング。老若男女問わず一体となって盛り上がる光景は、見ているだけで笑顔になります。
私は正直プロレスには全く興味ないのですが、会場の雰囲気も含めて楽しめました。プロレスに興味がなくても、一度は見てほしい「メキシコの熱量」そのもの。
私が買ったのは2階席のチケットで75ペソ(約600円)でした。チケットは試合前に現地のチケット売り場で購入できました。2階からでも十分に迫力を感じられます。
5. タコス屋台と「Tacos La Chula」|ローカルの味をビールと一緒に

メキシコシティを歩くと、どの角にもタコス屋台があります。屋台の煙と香ばしい匂いに誘われ、思わず立ち止まってしまうほど。
私はいくつか食べ歩いた中で、特に気に入ったのが「Tacos La Chula」。席に座って、ビールを飲みながらゆっくり味わえるのが魅力です。週末ともなれば、外に行列ができています。

屋台では立って食べるので、ゆっくりはできません。ここだとビール片手にゆっくりとタコスを味わえます。

Tacos La Chulaのお店は市内に何店舗かあります。
6. シウダデラ市場|カラフルで楽しいメキシコ土産探し

おみやげを買うなら「シウダデラ市場(Mercado de Artesanías La Ciudadela)」がおすすめ。
メキシコ中の民芸品やハンドクラフトが一度にそろう市場です。刺繍布、陶器、マスク、木彫りの動物など、どれもカラフルで見ているだけでワクワクします。
観光客も多いですが、値段交渉も可能なのでお買い物も楽しめます。
もし食べ物のお土産を探しているならChedrauiやWalmartといったスーパーがおすすめ。
まとめ|歩いて、見て、食べて感じるメキシコシティ
メキシコシティは、歴史と現代が入り混じるエネルギッシュな街です。
チャプルテペク公園の自然、ルチャ・リブレの熱気、タコスの香ばしさ…。どの瞬間にも「メキシコらしさ」があふれています。
観光地だけでなく、地元の人が集まる場所に足を運ぶことで、この街の奥深さをもっと感じることができるはず。
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