ボリビアの首都ラパスから、ペルーの観光拠点クスコへ。
バックパッカーにとっては定番の移動ルートですが、飛行機だと料金が高く、長距離バスを利用する人が多いです。私も実際に夜行バスで国境を越えてクスコまで移動しました。
ここでは チケットの購入方法・国境越えの手続き・注意点 を、実際に乗った体験レポとあわせて紹介します。
※料金などの情報は2025年3月のものです(1ボリビアーノ=21円、1USドル=150円)。
ラパス〜クスコ|バスの概要
- 所要時間:約15時間
- 主なバス会社:Bolivia Hop、Trans Salvador 、Transzelaなど
- 出発時刻:昼行・夜行あり
- 料金目安:220〜385ボリビアーノ程度(約4,600〜8,000円)※会社・シートクラスによる
チケットの買い方
- オンライン予約
- 利用サイト:Tickets Bolivia(日本からでも購入可)
- 決済方法:クレジットカード・Paypal対応
- 出発前に席を確保できて安心(バス会社による)
- チケット代とは別に数百円の手数料あり
- 現地で購入(ラパスのバスターミナル)
- 街の中心から徒歩圏内
- 当日でも空いていれば購入可能
- 繁忙期は早めの購入がおすすめ
実際に乗ってみた|体験レポート
チケット概要
私が購入したチケット概要
バス会社:Transzela
料金:38.85USドル(約5,800円・手数料込み)
購入方法:Tickets Bolivia
集合時間:15:30/出発時間:16:00
私は前日にオンラインで購入。昼行便も多いのですが、クスコ到着が夜になるのを避け、夜行便を選びました。
ラパスのバスターミナル
市内中心部に位置する大きなバスターミナル。

オンラインで購入しただけでは乗車できないため、出発前にオフィスで紙チケットに交換する必要があります。
出発前の準備|出国用QRコード
ボリビア出国時には、事前にQRコードを読み込み、簡単な情報入力が必要です。
スタッフの案内に従い、オフィス前に掲示されたQRコードから入力しました。会社名やナンバープレート番号が必要なので、ここで済ませておきましょう。
ターミナル使用料の支払い
出発時に ターミナル使用料(2.5ボリビアーノ) を支払います。
私のときは車内でスタッフが徴収していました。
夜行バスの乗り心地と設備
乗客はバックパッカーがほとんど。席もほぼ埋まっていました。

予想以上に快適でした。座席は広く、カーテン付きで安心。車内にはトイレもありました。

途中の大きなバスターミナルで数十分休憩があり、軽食なども購入可能です。
チチカカ湖の眺め
国境が近づくと、車窓からチチカカ湖が見えてきます。チチカカ湖は標高約3,800m、「世界最高所に位置する航行可能な湖」です。特に立ち寄るわけではありませんが、見れただけでも満足。

国境越えの流れ(ボリビア→ペルー)
出発から約3時間で国境へ到着。出国・入国手続きは同じ建物内で行います。
- ボリビア出国審査 :出国スタンプをもらう
- ペルー入国審査 :すぐ隣のカウンターで入国スタンプをもらう
- 荷物検査 :バックパックや荷物をチェックされるの
全体で1時間以上かかりましたが、特にトラブルはなく無事通過。
クスコ到着と市内への移動
バスは朝6時ごろクスコに到着。
ただし バスターミナルは市内中心から離れているので、到着後はタクシーを使うのが無難です。

まとめ|安く快適に国境越えできるバス
ラパスからクスコへのバスは、料金も安く景色も楽しめるおすすめの移動手段です。
移動時間はかかりますが、その分「チチカカ湖」が見えたり「国境越え」を体験できたりします。
これからラパスからクスコへ移動する方は、ぜひバスで国境を越えてみてください。
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