スポンサーリンク

ラパスの絶景ケーブルカー観光|路線マップ・料金・乗り方・おすすめルート【体験記】

【ボリビア・ラパス】絶景と格安ケーブルカー観光|全路線マップ・料金・おすすめルートを実体験レポ
記事内に広告が含まれています。

標高3,600mの高地に広がるボリビアの首都ラパス。街を見下ろすように走るケーブルカーは、市民の交通手段であると同時に、観光客にとっては絶景アクティビティでもあります。

料金はわずか3ボリビアーノ(約60円)と格安。路線を乗り継げば、赤茶色の街並みと雪山のコントラストを空中散歩しながら楽しめます。

今回は実際に「赤ライン→プラチナライン→紫ライン」を巡りながら、写真とともにケーブルカー観光を体験レポートします。

※料金などの情報は2025年3月のものです(1ボリビアーノ=21円)。

スポンサーリンク

ラパスの空を飛ぶケーブルカーとは?

標高3,600mの高地に広がるボリビアの首都・ラパス。赤茶色のレンガ住宅が山肌にびっしりと並び、その奥には雪をかぶったイリマニ山がそびえています。そんなダイナミックな地形を縫うように走るのが「Mi Teleférico(ミ・テレフェリコ)」と呼ばれるケーブルカー。

2014年から整備が進み、現在では10路線以上が運行。ラパスと隣接するエルアルト(El Alato)を結び、市民の重要な足となっています。とはいえ観光客にとっては「格安で空中散歩できるアクティビティ」。街の上を飛ぶような非日常体験が味わえます。

スポンサーリンク

ケーブルカーの料金と路線マップ

驚くのは料金の安さ。1回わずか3ボリビアーノ(約60円)。日本の地下鉄に比べたら桁違いにリーズナブルです。

路線は色ごとに分けられ、駅にはわかりやすい案内図があります。観光客でも直感的に利用でき、乗り換えもスムーズ。

出典:https://www.miteleferico.bo/nuestras-lineas/
スポンサーリンク

ケーブルカーの乗り方

1. チケットを買う

駅のカウンターでチケットを購入します。購入はシンプルで、1回乗車につき3ボリビアーノ(約60円)。複数回乗る場合も、都度買うスタイルです。

2. 改札を通る

駅によって方式は異なり、係員にチケットを渡すタイプと、QRコードを機械で読み取るタイプがあります。

駅によってはチケットはQRコード

3. ケーブルカーに乗る

改札を抜けると、目の前に次々とケーブルカーが到着。扉が開いたらそのまま乗車します。

混雑していれば、次の便を待ってもOK。数分間隔で運行しているので安心です。

スポンサーリンク

実際に乗ってみた!おすすめルート

私が乗ったのは、観光にちょうどいい「赤ライン→銀ライン→紫ライン」のルート。短時間で効率よく街を見渡せるのでおすすめです。

  1. Linea Roja(赤ライン)|Central → 16 de Julio(エルアルト)
  2. Linea Plateada(銀ライン)|16 de Julio → Mirador
  3. 徒歩|Mirador → Faro Murillo
    (またはケーブルカーでも可。Faro Murillo駅から紫ラインに乗り換え可能)
  4. Linea Morada(紫ライン)|Faro Murillo → Obelisco

これでかかったのは わずか9ボリビアーノ(約200円)。駅構内は近未来的で清潔感があり、ゴンドラに乗り込むとガラス越しにラパスの急斜面の街並みが広がります。

私が乗ったルート

1. 赤ライン|Central → 16 de Julio

Central駅は市街地から徒歩圏内でアクセス良好。

ゴンドラが動き出すと、赤茶色のレンガ造りの家々が斜面を覆うように広がり、眼下にラパスの独特な風景が一気に広がります。

2. 銀ライン|16 de Julio → Mirador

16 de Julio駅周辺はエルアルト地区で治安があまり良くないので、歩く際は注意が必要です。

プラチナラインは崖のへりに沿って走り、見下ろせば下町の風景、見上げれば山の稜線。まさに「絶景移動」、これが日常風景とは思えません。

3. 徒歩|Mirador → Faro Murillo

銀ラインの終点「Mirador駅」。

名前から「展望台があるのかな」と思いましたが、特別な展望台はなし。ただし、駅を少し歩けばラパスを一望できます。

駅前は近代的な建物と下町の風景が入り混じり、不思議な雰囲気。私が歩いたときは特に危険を感じませんでしたが、人通りは少なく少し不安な道のり。

治安を考えると、この区間はケーブルカーで移動するのが安心です。

Mirador駅前は下町な感じが残ってる

4. 紫ライン|Faro Murillo → Obelisco

紫ラインのFaro Murillo駅から街中へ戻るルートは、帰りに最適。

ラパスの中心部へ降りていくゴンドラは混み合っていましたが、眼下に広がる街を眺めながらの下降は、まるで鳥になったような気分。最後まで飽きることなく景色を楽しめました。

最後はObelisco駅へ。街の中心まで歩いてすぐです。

スポンサーリンク

車窓から広がるラパスの絶景

坂の多いラパスでは徒歩移動がなかなか大変ですが、ケーブルカーならわずか数分で標高差をクリア。上空から見下ろすと、街全体がジオラマのように感じられます。

「ただの移動」が「観光アトラクション」に変わるのが、ラパスのケーブルカーの魅力です。

スポンサーリンク

ケーブルカー観光の注意点

便利で楽しいケーブルカーですが、観光で利用する際には以下の点に注意しましょう。

  • 治安:エルアルト周辺は特にスリや強盗の報告があるので、昼間に人通りの多いルートを利用するのが安心。
  • 雰囲気:ケーブルカーは市民の生活の足。車内は静かな雰囲気で、観光客だけが浮かれがち。はしゃぎすぎず、譲り合いを意識しましょう。
  • 時間帯:混雑時間帯(通勤・通学ラッシュ)は避けるのがおすすめ。ゆったり乗れると景色を楽しみやすいです。
スポンサーリンク

関連記事

スポンサーリンク

まとめ|格安&絶景!ラパス観光はケーブルカーが外せない

ラパスのケーブルカーは、単なる交通手段を超えた「空飛ぶ観光スポット」。市民の生活に溶け込んだ乗り物に揺られながら、街の全景とアンデスの絶景を同時に楽しめます。

料金は驚きの安さで、たった60円でこの景色を味わえるのは世界でもラパスだけ。観光で訪れるなら、ぜひ路線を組み合わせて空中散歩を体験してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました