パタゴニア・フィッツロイの拠点となるエル・チャルテン。エル・チャルテンにはホテルやホステルが数多くありますが、料金は安くなく口コミだけでは違いが分かりにくいですよね。
この記事では私が実際に泊まった4つの宿を、立地・料金・快適さの面から正直にレビューします。ここではバックパッカー向けのドミトリースタイルのホステルを紹介しています。
※料金などの情報は2025年2月のものです。この記事では2025年2月の公式レートで1ペソ=0.144円、1USドル=150円で計算しています。アルゼンチンではインフレにより物価が短期間で上昇しているので料金が最新ではない場合があるのでご注意ください。
エルチャルテンの宿事情
シーズン中は予約必須
エル・チャルテン(El Chalten)はセロ・フィッツロイの麓に位置する街で、このフィッツロイや氷河を間近で見る数多くのハイキングコースの拠点でもあります。このためエル・チャルテンは「アルゼンチンのトレッキング首都」と呼ばれています。

エル・チャルテン小さい街ですが、シーズン中(10月〜4月)は世界中から多くのハイカー・観光客が訪れるため多くの宿があります。宿はホステルからキャビン、キャンプ場まで幅広くあります。オフシーズンは予約が取りやすいですが、ハイシーズンは予約必須です。
私は1週間ほどエル・チャルテンに滞在していたのですが、天候を見て予定を立てたかったので直前予約でした。そのため宿が空いていないこともあり、4つの違う宿に泊まることになりました。
料金の目安
シーズン中のドミトリーのベッドの料金は約3,000〜4,000円くらいです(※2025年2月)。どの宿でも現金払いの方がクレジット払いよりもお得です。
パタゴニアの宿泊料金は他の南米の地域に比べて高いですが、エル・チャルテンは他のパタゴニアの地域と比べてもやや高い気がします。安くていい宿は早めに予約することをおすすめします。
Hostel El Paredon|バスターミナル近くで到着が遅くても安心
宿の基本情報
Hostel El Paredon
・立地:バスターミナルから徒歩9分(650m)
・料金:26USドル(約3,900円)※2025年2月
・設備:Wi-Fi、キッチン、共用スペース、キャンプスペース
・おすすめポイント:バスターミナルから近い、受付が遅くまで開いてる
宿の様子
外観はこんな感じ。

部屋の様子です。

キャンプスペースもあります。

この他に共有スペース、キッチンがあります。キッチンはそこまで大きくありません。
泊まってみた感想
エル・チャルテンに着いて泊まった宿です。バスの到着が21時過ぎで遅くなる可能性も考え、バスターミナルから近く、受付が遅くまで空いてる(23:30まで)この宿を選びました。
設備も普通で、スタッフの対応はフレンドリーさに欠けていて、特段いい印象はありませんでした。ただドミトリーのベッドは快適で気持ちよく寝ることができました。部屋も広くて窮屈な感じはありません。しかしこの設備でこの値段(約3,900円)は高いなと感じました。
Hostel El Paredonはこんな人におすすめ
✔ バスターミナルからの移動を楽にしたい人
✔ エル・チャルテン到着が遅くなる人
Casa Azul|オンライン予約不可の格安宿
宿の基本情報
Casa Azul
・立地:バスターミナルから徒歩20分(1.4km)
・料金:20,000ペソ(約2,880円)※2025年2月
・設備:Wi-Fi、キッチン、共用スペース、キャンプスペース
・おすすめポイント:安い、ハイキングトレイルから近い
宿の様子
宿の写真は唯一外観しか撮っていません。

共有スペース、キッチンなどがありますが、宿泊キャパの割には小さいです。庭にはキャンプスペースやキャビンがあります。
泊まってみた感想
オンラインで予約ができない穴場の格安ホステルです。私はシャワー・トイレが部屋にあるドミトリールームに泊まりましたが、庭のキャビンであればさらに安く泊まれます(トイレ・シャワーは部屋にない)。自転車で旅をしている旅人が多く、節約派の旅人が集まっていました。バス停からは遠いですが、ハイキングトレイルには近いのは便利です。
部屋はやや狭く窮屈な印象がありました。共用スペースやキッチンは宿泊キャパの割に狭く、夕食時などは人がいっぱいで席がありませんでした。正直居場所に困り、落ち着かなかったので高くても他の宿へ移ることにしました。安ければ気にしない、という人にはおすすめの宿です。
Casa Azulはこんな人におすすめ
✔ とにかく節約したい人
✔ 快適さとか窮屈さは気にならない人
Hostel Luna Country|快適でアットホーム、のんびり静かに過ごすなら
宿の基本情報
Hostel Luna Country
・立地:バスターミナルから徒歩17分(1.1km)
・料金:28,000ペソ(約4,000円)※2025年2月
・設備:Wi-Fi、キッチン、共用スペース、暖炉
・おすすめポイント:アットホーム、スペース広々、キッチンが2つ、暖炉あり
宿の様子
外観はこんな感じ。

中は広々しています。これはキッチン一つ目。

こちらはキッチン2つ目。

暖炉もあります。

部屋の様子。

泊まってみた感想
レビューは高評価の宿で、オーナーはフレンドリー、アットホームな雰囲気がある宿です。キッチンも2つあり、広々としていました。暖炉もあって夜には火が灯り、暖かくとても雰囲気がよかったです。宿泊客も落ち着いた印象がありました。ただメインストリートからは離れているので、スーパーがちょっと遠いのが難点です。
値段は少し高めですが、快適度は他の宿に比べて抜群で、空きがあれば延泊したかったです。
Hostel Luna Countryはこんな人におすすめ
✔ 静かに快適に過ごしたい人
✔エル・チャルテンではのんびり過ごしたい人
Cabañas Don Joel|バスターミナル徒歩4分の便利な宿
宿の基本情報
Complejo de Cabañas Don Joel
・立地:バスターミナルから徒歩4分(300m)
・料金:20USドル(約3,000円)※2025年2月
・設備:Wi-Fi、キッチン、共用スペース
・おすすめポイント:バスターミナルから近い、共有スペース広い
宿の様子
宿は中庭を囲むようにあります。

キッチン・ダイニングスペースです。キッチンが大きいので、多少混んでいても使えます。

部屋の様子。

シャワールーム。

泊まってみた感想
バスターミナルから近いので非常に便利です。共用スペースもやや広めで、中庭もあるので窮屈な印象はありません。
正直Booking.comのレビューはあまりいいものではなかったので期待していなかったのですが、別に悪いイメージはありませんでした(特段いい、というものでもなく)。値段や立地、設備を考えればバランスがいい宿だと思います。
Complejo de Cabañas Don Joelはこんな人におすすめ
✔ とにかくバスターミナルから近い宿がいい人
✔ ある程度節約したい人
荷物預かりについて
数日のハイキングに行っている間荷物を預かってもらいたい場合、宿によっては有料の場合があります。私が最初に泊まったHostel El Paredonは荷物預かり代が1日7,000ペソ(約1,000円)でした。
私は3、4日ハイキングに行く予定だったので、もっと安く荷物を預けることができるアウトドアショップ「Bajo Zero」に荷物を預けました。Bajo Zeroでは1日5,500ペソ(800円)で荷物を預けることができます。また荷物はロッカーに自分で入れることができるので安心です。鍵は自分のものを使えますが貸してくれます。
利用の際はパスポートを預ける必要があります。13:00〜17:00は店が閉まっているのでその間は荷物を受け取れないので注意が必要です。

まとめ:エル・チャルテンで快適な滞在を!
エルチャルテンの宿はそれぞれ個性があり、立地・快適さ・料金で選び方が変わります。
✔ バスターミナル近く → El Paredon / Don Joel
✔ 格安&飛び込みOK → Casa Azul
✔ 快適&静けさ重視 → Luna Country
私のおすすめは快適さNo.1のLuna Country。ただ、安さ重視ならCasa Azul、アクセス重視ならDon Joelが便利です。短期でも長期でも、旅のスタイルに合わせて宿を選べば快適に過ごせます。エル・チャルテン滞在の参考になればうれしいです。
エル・チャルテンからのフィッツロイ・ハイキングについてはこちら。
コメント