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エル・カラファテ〜プエルト・ナタレスの行き方|バス料金・所要時間・国境越えの注意点

エル・カラファテ〜プエルト・ナタレスの行き方|バス料金・所要時間・国境越えの注意点
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エル・カラファテからプエルト・ナタレスまでは、バスで約7〜8時間。アルゼンチンとチリを結ぶ定番ルートで、パタゴニア旅行者の多くが利用しています。国境越えがあるため少し不安に感じる方も多いですが、実際に体験してみると流れはシンプルで安心。

この記事では、エル・カラファテからプエルト・ナタレスまでのバス移動について、所要時間・料金・国境越えの流れ・実体験をまとめています。

※料金などの情報は2025年2月のものです。この記事では2025年2月の公式レートで1アルゼンチンペソ=0.144円で計算しています。アルゼンチンではインフレにより物価が短期間で上昇しているので料金が最新ではない場合があるのでご注意ください。

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エル・カラファテからプエルト・ナタレスへの移動概要

エル・カラファテ(El Calafate)からプエルト・ナタレス(Puerto Natales)まではバス移動が一般的です。

  • 所要時間:約7〜8時間(国境での待ち時間含む)
  • 料金:片道32,000〜40,000アルゼンチンペソ(約4,600〜5,800円)
    ※2025年2月、シーズンや会社により変動あり

移動は日中の便が多く、車窓からはパタゴニアの広大な草原や山並みが楽しめます。

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バスチケットの買い方

チケットは以下の方法で購入できます。

  • エル・カラファテのバスターミナル窓口
  • オンライン予約(Bus-Sur公式サイトなど)
  • ホテルや旅行代理店経由

繁忙期(11〜2月)は売り切れることもあるため、早めに予約しておくのがおすすめです。私は前日にバスターミナルの窓口で直接購入しましたが、残りわずかでした。

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国境越えの流れ(アルゼンチン出国〜チリ入国)

国境での手続きは以下の流れです。

アルゼンチン出国審査

特に難しいことはなく簡単です。

バスで移動してチリ入国審査へ

入国審査自体特に難しいことなく簡単です。

ただし審査時にもらう入国カード(タイトルにPDIと記載されたレシート)は出国時に必ず必要となるので絶対に無くさないように。ホテルのチェックイン時にも確認される場合があります。

税関検査

  • チリは食品の持ち込み規制が厳しく、生鮮物、動植物及びそれらに由来する製品へのチェックを厳しく行っています。持ち込む際には、必ず申告が必要です。フルーツやナッツなどは没収対象です。詳しくはこちら(外務省|チリ査証、出入国審査等)
  • 入国時には申告書の提出が必要で、バス移動では事前に申告書が配布されます。またオンラインで事前に申請することもできますが、税関では申請完了画面を見せる必要があります。
  • 荷物はバスから降ろし、荷物検査にかけます。

税関でのポイントは、「正直に書くこと」。少しでも疑わしいものがあれば申告し、指示に従いましょう。持ち込めないものを持っていたからといって罰せられることはなく、没収されるだけです。

チリの税関申告書

事前にバスの中でバスのスタッフが確認します。私は持っていたリンゴが指摘され、その場で急いで食べました。他の乗客はまだ開けていないサラミを泣く泣く丸ごと食べているようでした(笑)。

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実際に乗ってみた体験レポ

エル・カラファテを出発

私が乗ったのはエル・カラファテを8:00に出発するバスです。Marga Taqsaというバス会社で32,000アルゼンチンペソ(約4,600円)でした。バスは2階建で座席は広く、トイレ付きなので安心でした。

道中はひたすら広大な草原と山並みが続き、パタゴニアらしい景色を堪能できます。休憩が一度だけありました。

バスの中でチリ入国時に必要な税関申告書が配布されました。オンラインで申請している人は必要ありません。

国境越え

アルゼンチン側のイミグレーションに到着しました。少し並びましたが、特に問題なく手続き完了。

バスに再び乗って5分ほどでチリ側のイミグレーションへ到着。

座席に持ち込んだ手荷物を一緒に持って行くように伝えられました。預け荷物はそのままで大丈夫でした。

入国審査の後に税関申告があります。手荷物はチェックされ、この時申請用紙を渡します。この時私は持っていたお菓子が大丈夫かわからず、「申請あり」とチェックしていました。確認されましたが大丈夫なようで、没収されなかったです。

バスの預け荷物はスタッフによって外に出され、探知犬がチェックしていました。

プエルト・ナタレスへ到着

無事入国審査が終わりバスが再び走り出しました。30分ほどでプエルト・ナタレスのバスターミナルに着きました。

プエルト・ナタレスに着いたのはチリ時間14時過ぎでした。アルゼンチンからチリへ入国すると時間が1時間遅れるので、エル・カラファテから7時間かかったことになります。

プエルト・ナタレスのバスターミナル

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まとめ|バス移動は快適、でもチリ入国手続きには注意

エル・カラファテからプエルト・ナタレスへのバス移動は、パタゴニア旅行者の多くが利用する国境越えルートです。約7〜8時間と長旅ですが、車内は快適で安心して利用できます。

チリ入国の際は次の点に注意しましょう。

  • もらった入国カード(PDI)は無くさないように保管する
  • 税関申告は必ず正直に書く
  • 生鮮物、動植物及びそれらに由来する製品の持ち込みは基本的に不可

ポイントさえ押さえておけば、国境越えは難しくありません。安心してパタゴニアの旅を楽しんでください

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