こんにちは、ノーウェアマンです。
今回は南アフリカのケープタウンからツアーに参加して喜望峰とペンギンを見に行きました。
この記事では「ツアーに参加して喜望峰とペンギンを見に行く」を紹介します。
前回の記事では「テーブルマウンテン&ライオンズヘッドハイキング」を紹介しています。
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喜望峰へはどう行く?
ケープタウンまで来たからには行っておきたい喜望峰。アフリカを縦断してきた私にとっては、アフリカ旅の締めくくりとして是非とも行っておきたい場所でした。
喜望峰はケープタウンの市内から南に約50km離れたケープ半島の先にあります。公共交通機関で行く手段がないため、レンタカーかツアーで行くのが一般的です。自転車で行くという手段もあるようですが、かなり体力が必要そうです。
「自転車っておもしろそうだな」と一瞬頭によぎりましたが、冷静になってツアーで行くことにしました。
ちなみに喜望峰は「アフリカ最南端」ではありません。アフリカ最南端はアグラスになります。
ツアーに参加して希望峰とペンギンを見に行く
私が参加したツアーはCity Sightseeingの「Cape Point & Penguin Xplorer Tour」です。喜望峰だけでいいのですが、なぜかペンギンもついてきます。City Sightseeingは世界の大きな都市ではよく見かける赤いルーフトップのバスの会社ですね。こちらから予約できます。
Cape Point & Penguin Xplorer Tour | City Sightseeing South Africa
喜望峰へ行くには入場料が必要です。ツアーのチケットには入場料込みと入場料込みでないものがあります。入場料の割引のある国の人はここでは入場料込みでないものを買った方がいいですが、特に割引のない日本人は入場料込みを買って問題ないです。
チケット代は喜望峰の入場料込みで995ランドでした。これにはペンギンを見るために必要な入場料は含まれていません。
ツアー集合場所
V&Aウォーターフロントなどでもピックアップしてくれるようですが、ケープタウンの市内ではロングストリートのCity Sightseeingのオフィスでピックアップしてくれます。
オフィスにはカフェやお土産屋さんが併設されており、地下にはトイレもありました。

他にもツアーがたくさんあるので、オフィス前には頻繁にバスが来ます。スタッフがきちんと案内してくれるので心配入りません。
9:45にバスが来ました。ルーフトップかと思っていましたが普通のバスで少しショック。

バスはほぼ満員で席を選べるような状況ではありませんでした。残念ながら窓側は確保できず。

バスでは陽気なツアーガイドが今日のスケジュールや窓の外に見える景色など説明してくれました。英語も聞き取りやすく、話もおもしろかったです。
バスはケープ岬を「八の字」に走るようです。「左右どちらの席の人も景色が楽しめるように」という配慮のようです。各席にルートマップも用意されていました。

行きはミューゼンバーグ、フィッシュフック、コメキー、スカボローを経由して喜望峰を目指します。喜望峰までは途中で降りることはなく、窓の外の景色やビーチを眺めるだけです。ガイドが歴史を説明してくれたり、ジョークで笑わせたりしてくれ飽きません。

次第に荒凉とした景色になり、入場ゲートへ差しかかります。特にここで降りる必要はありません。

ケープポイント
さらに先を進み、バスは喜望峰より先にケープポイントというというところまで行きツアー客を降ろしました。ここから1時間半ほど自由時間となり、ケープポイントの灯台まで散策したりレストランで昼食を食べたりできます。

またこの自由時間の後「バスで喜望峰へ行くグループ」と「歩いて喜望峰まで行くグループ」に分かれます。それぞれ集合時間が異なるのでガイドの話をしっかり聞いておきましょう。
灯台まではケーブルカーが途中まであるようですが、歩いていけます。私は歩いて行きました。

駐車場から灯台まで15分ほどで着きました。こちらは古い灯台の方で、特に中に入れるようではありません。

さらに先に行けるようなので行ってみました。結構下りますが、そこまで険しくありません。

先に見えるのが新しい灯台のようです。私はここまで来て引き返しました。

駐車場前にはレストランがありますが、私は昼食は持参していたので利用しませんでした。昼食を食べているとダッシーというモルモットのような生き物に出会いました。

喜望峰まで歩く
私は「喜望峰へ歩いて行くグループ」に参加しました。参加者は20人くらいはいました。ガイドが先行し、「離れないように」と口酸っぱく言われます。

割とペースが早く落ち着いて景色を楽しむ感じではありません。しかも結構風が吹いていました。

しばし景色がいいところで休憩もありました。帽子が飛ばされそうなくらい強風でした。

喜望峰へと向かいます。歩いて40分ほどかかりました。バスはもうすでに着いていました。

喜望峰
看板の前には人だかりができていました。「やっと喜望峰へ着いた!!」という感傷に浸る余裕もなく、看板の前で写真を撮る順番を待って素早く写真を撮ったり撮ってもらったりしました。さらに風が強いので落ち着きませんでした。

バスの出発時間もあるので、すぐにバスへ戻りました。あっけない喜望峰到達でした…。ゆっくり喜望峰を味わうなら、レンタカーの方がいいでしょうね。
バスはペンギンの見れるボウルダーズビーチへと向かいます。喜望峰を去り際に、野生のダチョウを見かけました。ガイドが一番興奮していました。

ボウルダーズビーチ
ボウルダーズビーチから少し離れた駐車場で降ろされ、歩いて入場ゲートまで行きます。
ボウルダーズビーチへの入場料は215ランドでした。別にツアーに参加したからといって必ずしもボウルダーズビーチへ行く必要はありません。ペンギンであれば周辺のビーチにいます。私はせっかくなので入場しました。

ボウルダーズビーチはそこまで広くなく、木道の上からペンギンを眺めるというだけです。日向ぼっこするアフリカンペンギン(ケープペンギン)がたくさんいました。

ペンギンに負けないくらい人も多くて、あまりゆっくりとペンギン鑑賞はできませんね。

1時間ほどでバスに戻って出発します。
V&Aウォーターフロントへ
バスはサイモンズタウン、Ou Kaapse Wegを経由してケープタウン市内に戻ります。Ou Kaapse Wegはちょっとした峠越えで、眺めが良かったです。

バスはロングストリートのツアーオフィスには行かず、V&Aウォーターフロントで乗客を降ろしました。
ウォーターフロントから追加料金なしでロングストリートのツアーオフィスまでのバスに乗れました。帰りは念願のルーフトップバスでした。

おわりに
この記事では「ツアーに参加して喜望峰とペンギンを見に行く」を紹介しました。
楽しみにしていた「喜望峰到達」は結構あっけなく終わり、「アフリカの旅もこれで終わった」と感傷に浸ることさえできませんでした。とは言えこのツアーに参加してよかったです。特にガイドの話がおもしろくて、いい英語のリスニングになりました。
次回の記事では「南アフリカから南米へ飛行機移動:ダミーチケットで搭乗拒否は免れるか?」を紹介したいと思います。
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