この記事ではカミーノが終わって巡礼証明書のもらい方とサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂でのミサへの参加について紹介します。
カミーノの概要や私の体験談は次の記事を読んでいただけますのでよかったら読んでみてください。
巡礼証明書のもらい方
巡礼証明書を発行してもらえるオフィスは大聖堂の広場から徒歩3分ほどのところにあります。クレデンシャルを持参しましょう。
機械で受付をし、システマチックにあっけなく発行してもらえます。なんだか拍子抜けしました。
巡礼証明書（コンポステーラ）は無料で発行してもらえますが、巡礼距離証明書という歩いた距離の証明書は3ユーロかかります。また証明書を保管する筒も2ユーロで販売されています。
私が事務所に行ったのはサンティアゴに着いた翌日の午前10時ごろで、人もあまりおらずほぼ待たないで証明書を発行することができました。季節や時間帯によっては混雑するようです。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂は無料で入れます。入り口でセキュリティチェックがあり、バックパックは持ち込めません。入り口はプラテリアス門（Praza das Prateriasの前）です。
大聖堂内の祭壇は豪華で、頭上のパイプオルガンも見ごたえがあります。とても荘厳な雰囲気があります。
祭壇の真下には使徒サンティアゴの地下聖堂があり、見学することができます。
ミサ
巡礼者のためのミサは1日に何度か行われています。ミサには自由に参加できます。
昔はミサでは前日に到着した巡礼者の名前を読み上げていたそうですが、今は巡礼者の出身国を読み上げるだけのようです。
時期や曜日によってはミサに参加するのに大行列ができることがあります。私が最初ミサに参加しようとして大聖堂に入ろうとしたらミサ開始1時間前なのに大行列でした。結局中には入れず、その時のミサには参加できませんでした。ちょうどクリスマスの一月前の日曜で、特別なミサが行われているようでした。
ボタフメイロの儀式は見れる？
ボタフメイロ（大香炉）の儀式は特別な日にしか行われません。また運が良ければツアー客がお金を払って行うのを見れるという噂も聞きました。私はボタフメイロの儀式を見ることはできませんでした。
ボタフメイロって？
大聖堂の中央に吊り下げられている巨大な香炉で、重さが約50kgあります。儀式の際は男性8人が香を焚いたボタフメイロを振り子のように振って、大聖堂に香を満たします。（参照）
おわりに
この記事ではカミーノが終わって巡礼証明書のもらい方とサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂でのミサへの参加について紹介しました。
カミーノを終えて証明書をもらうと達成感があります。また巡礼者のためのミサも、「自分がここまで歩いてきたこと」に対して行われていると思うと感慨深かったです。
私はフランス人の道を歩き終えた後、フィステーラ、ムシアへと4日かけて歩きました。次回からその様子を紹介します。
ここまで読んでいただきありがとうございました！！
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