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バリローチェでおすすめのトレッキングコース|実際に歩いたルートを紹介

バリローチェでおすすめのトレッキングコース|実際に歩いたルートを紹介
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パタゴニア北部の街・バリローチェは「トレッキングの拠点」として知られ、湖と山々に囲まれた絶景の中を歩くことができます。登山口へは市内からバスでアクセスでき、初心者向けの日帰りハイキングから、山小屋に泊まりながら歩く本格ルートまで揃っています。

この記事では、私が実際に歩いたルートを中心に、気になったコースや参考になるサイトをご紹介します。

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バリローチェ周辺のトレッキングの特徴・シーズン

パタゴニア北部のバリローチェ周辺はナウエル・ウアピ国立公園(Nahuel Huapi National Park)となっていて、湖沿いのお手軽なハイキングコースから本格的なトレッキングコースまでさまざまなコースがあります。

バリローチェ周辺のトレッキングコースはバスで行けるのでアクセスが良いです。山小屋やキャンプ場が整備されているので、数日の本格的なトレッキングも楽しめます。

バリローチェのトレッキングシーズンは南半球の夏である12月〜3月です。多くの山小屋は10月〜4月に営業しています。

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実際に歩いたおすすめルート

ジャオジャオ・ハイキングコース|日帰り初級コース

ビューポイントからの眺め

ジャオジャオ・ハイキングコースはナウエル・ウアピ湖に突き出たジャオジャオ半島にあるジャオジャオ山(Cerro Llao Llao)まで歩くハイキングコースです。うつくしい森の中を歩き、ジャオジャオ山を目指します。ビューポイントからは湖と山々が織りなす美しい風景が楽しめます。

またバリローチェからバスで30分とアクセスもよく、日帰りで行けます。初心者向けのお手軽ハイキングを探している人や、パタゴニアでの本格トレッキング前の足慣らしをしたい人におすすめです。

ジャオジャオ・ハイキングコースの概要
・所要時間(登山口からジャオジャオ山まで):往復2〜3時間
・距離(登山口からジャオジャオ山まで):3km
・難易度:初級
・アクセス:バリローチェからのバスあり(20番、約30分)。バス停から登山口まで片道20分。
・参考サイト:https://barilochetrekking.com/en/sendero-mb2/

ジャオジャオ・ハイキングコースの詳細や実際に歩いたレポはこちら。

フレイ小屋までのトレッキング|日帰り可能な初級〜中級コース

フレイ小屋からの眺め

ビージャ・カテドラル(Villa Catedral)からフレイ小屋(Refugio Frey)を目指すコースです。コースからは湖やカテドラル山(Cerro Catedral)の景色が楽しめます。フレイ小屋から眺める湖(Laguna Toncek)と背後の山々の景色はずっと眺めていたくなる美しさがあります。

登山口まではバスがあり、フレイ小屋までは日帰りで行くことができます。フレイ小屋に泊まったり、キャンプしたりするのもおすすめです(要事前予約)。

ビージャ・カテドラル~フレイ小屋データ
・所要時間:片道4〜5時間
・距離/標高差:10km /700m
・難易度:初級〜中級
・アクセス:ビージャ・カテドラルまでのバスあり(55番、1時間)。バス停から登山口はすぐ。
・参考サイト:
https://trekbariloche.com/refugio-frey-treks.php
https://barilochetrekking.com/en/sendero-63/

フレイ小屋までのトレッキングの詳細や実際に歩いたレポはこちら。

フレイ小屋〜ハコブ小屋 |1泊2日の中級向け本格トレッキングコース

ハコブ湖を見下ろす眺め

ビージャ・カテドラルからフレイ小屋を目指し、さらにハコブ小屋まで歩いて1泊し下山するルートです。フレイ小屋までの景色が楽しめるだけでなく、ハコブ小屋までは山の上からの眺望が楽しめる本格トレッキングコースです。ハコブ小屋のあるハコブ湖は周辺の山域では最も山奥にあり、静けさを求めるにはもってこいの場所です。

フレイ小屋~ハコブ小屋は1泊もしくは2泊のルートで、ある程度登山経験がある中級者以上におすすめです。バリローチェで本格的なトレッキングがしたい方にはもってこいです。

フレイ小屋~ハコブ小屋ルートデータ
・所要日数:1泊2日もしくは2泊3日
・ビージャ・カテドラル〜フレイ小屋:4〜5時間/10km /標高差700m/初級者向け
・フレイ小屋~ハコブ小屋:8〜10時間/9km /標高差530m/中級者向け
・ハコブ小屋〜ハコブ小屋登山口(Tambo):5〜6時間/14km /標高差800m/初級者向け
・アクセス:【行き】ビージャ・カテドラルまでバス、バス停から登山口すぐ。
      【帰り】ハコブ小屋下山口から最寄りバス停まで徒歩1時間。
・参考サイト:
フレイ小屋~ハコブ小屋
https://trekbariloche.com/refugio-frey-treks.php#freyjakob
https://barilochetrekking.com/en/sendero-204/
ハコブ小屋〜ハコブ小屋登山口(Tambo)
https://trekbariloche.com/refugio-jakob-treks.php
https://barilochetrekking.com/en/sendero-153/

フレイ小屋~ハコブ小屋ルートの詳細や実際に歩いたレポはこちら。

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行けなかったけど人気のあるルート

セロ・ロペス|日帰り可能な中級コース

セロ・ロペス(Cerro Lopez/ロペス山)までのルートも人気ルートの一つです。標高約2,000mのセロ・ロペスからはナウエル・ウアピ湖や周囲の山々が一望できます。行ってないですが、こんな景色が見れるようです。

セロ・ロペスへの登山口はバスでアクセス可能で、日帰りで行くことができます。登山道の標高差が約1,200mあるので急登があることが予想されます。私は時間がなくて行くことはできませんでしたが、行ったという人におすすめされたコースです。

セロ・ロペスまでのコースの概要
・所要時間:ロペス小屋まで片道2時間+セロ・ロペス山頂(Pico Turista)まで往復2、3時間
・難易度:中級
・アクセス:バリローチェからのバスあり(10番Colonia Suiza行き)。バス停から登山口まで200m。
・参考サイト:
https://trekbariloche.com/refugio-lopez-treks.php
https://barilochetrekking.com/sendero-90/

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参考になるサイト

バリローチェ周辺のトレッキングコースについては以下のサイトで詳しく紹介されています。他にも魅力的なコースが多いので、気になる人は参考にしてみてください。

TrekBariloche.comとBarilocheTrekking.comはコースマップなどがあるので非常に便利です。どちらも英語でコースだけでなく、注意点なども説明しています。

またバリローチェの街中にはナウエル・ウアピ国立公園のオフィスもあり、トレッキングに関する情報を得ることもできます。

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バリローチェでトレッキングをする際の注意点

事前登録が必要

ナウエル・ウアピ国立公園でトレッキングする際は、事前登録が義務付けられています

登録はオンラインで行うことができます。詳しくはナウエル・ウアピ国立公園のホームページをご確認ください。

小屋・キャンプ場は要予約

ナウエル・ウアピ国立公園の小屋やキャンプ場は事前予約が必要です。いくつかの小屋ではオンラインで予約が行えます。

フレイ小屋(Refugio Frey)
ハコブ小屋(Refugio Jakob)
ネグラ小屋(Refugio Negra)

フレイ小屋

飲み水は浄水器で確保

小屋によっては安全に飲める水がある場所もあります。コース上にはいくつか小川が流れているので、そこで水の補給は可能です。しかし川の水をそのまま飲むのはおすすめしません。煮沸や浄水などして飲むことをおすすめします。

私はいざという時のために浄水器「ソーヤーミニを持参しました。コンパクトで場所も取らないので、海外トレイルを歩くときにはおすすめです。

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まとめ|バリローチェは初心者から上級者まで楽しめるトレッキング天国

バリローチェは、手軽な日帰りハイキングからパタゴニアらしい本格的な縦走まで、多彩なトレッキングが楽しめる場所です。

実際に歩いたジャオジャオやフレイ小屋のルートは特におすすめ。まだ歩けていないルートも多いですが、情報サイトを参考にして、自分のレベルや日程に合ったコースを選べば、忘れられない体験になるはずです。

バリローチェの観光についてはこちらにまとめています。

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