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【体験記】パラグアイ民宿小林からブエノスアイレスへ|国境越えバス移動ルート&注意点

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パラグアイの「民宿小林」からブエノスアイレスまで、陸路で国境を越えて移動しました。
イグアス居住地からシウダード・デル・エステ、ブラジルを経由し、アルゼンチンのプエルト・イグアスへ。そこから長距離バスでブエノスアイレスまで約20時間の旅です。

バス移動は少しややこしい部分もありますが、流れを知っておくとスムーズ。国境越えを体験してみたい人におすすめです。この記事では 実際の体験をベースに移動の手順や注意点 をまとめます。

※料金などの情報は2025年2月のものです。

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パラグアイ・民宿小林からブエノスアイレスへのルート

民宿小林からブエノスアイレスへ陸路で移動するには、パラグアイ南部の街までバスで行き国境を越えブエノスアイレス行きに乗るという方法が考えられます。しかしそのルートの情報がなく不安だったので、パラグアイからブラジルを経由してプエルト・イグアスへ行きブエノスアイレス行きのバス乗ることにしました。

今回の経路:民宿小林 → イグアス居住地 → シウダード・デル・エステ → ブラジル通過 → プエルト・イグアス → ブエノスアイレス

「ブラジルを通過」という面倒はありますが、結果としてスムーズに移動することができました。

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民宿小林からイグアス居住地へ

民宿小林からは街(イグアス居住地)まで他の宿泊者の送迎をするというので乗せてもらいました。イグアス居住地へ着いたらすぐにシウダード・デル・エステ行きのバスがあったので乗りました。シウダード・デル・エステまではGr20,000(約400円)。

シウダード・デル・エステ行きのバスの車内
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シウダード・デル・エステから国境まで徒歩移動

バスは30分もしないでシウダード・デル・エステへ到着しました。しかしバスは街中のバスターミナルまでしか行きませんでした。ここは民宿小林へ行く時に乗った「Orely」行きのバスが出ているターミナルとは異なります。

私は歩いてパラグアイのイミグレを目指しました。約1km、歩いて15分ほどです。途中治安に不安を覚えるようなことはありませんでした。

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パラグアイ出国とブラジル通過

パラグアイのイミグレで出国審査をします。結局パラグアイでは「民宿小林に行く」だけで終わりました。

パラグアイのイミグレーション

ちなみにパラグアイイミグレ付近で両替してくれそうな人にグアラニーからレアルへの少額両替を試みましたが即「No!」と返ってきました。通貨として弱いグアラニーはパラグアイで使い切ることをおすすめします。

審査を終えた後、歩いて橋を渡りブラジルへ入ります。ブラジルを通過してアルゼンチンに行く場合入国審査は必要ありません。してもいいとは思いますがそれだけ時間がかかります。入国審査せずに入国するのはなんだか不安を感じますが。

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ブラジルからアルゼンチンへ

ブラジル側のイミグレのすぐそばにアルゼンチン(プエルト・イグアス)行きのバスが待機していました。「現金のみ」ということで、近くの店にあるATMでレアルを入手。これだけのためにレアルを引き出すのは躊躇しましたが、仕方ありません。バス料金はR$30(約800円)でした。

バスはフォズ・ド・イグアスの街中を通過し、ブラジルのイミグレでは止まらずアルゼンチンのイミグレへ行きました。パラグアイ側のブラジルイミグレから約1時間かかりました。

ここでは乗客全員が入国審査をするのでバスが待機してくれました。不安な人は運転手から再乗車用のチケットをもらった方がいいでしょう。

審査には並びましたがスムーズでそこまで時間はかかりませんでした。ちなみにアルゼンチンではパスポートにはスタンプは押されませんでした。ブラジルを審査なしに通過しただけに余計不安になりましたが、大丈夫なようです。

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プエルト・イグアスからブエノスアイレスへ

バスはイミグレから20分ほどでプエルト・イグアスのバスターミナルに着きました。

バスターミナルの様子

ここからブエノスアイレス行きのバスがいくつか出ています。私は時間と料金を考えてバス会社を選びました。料金は現金払いだと64,800ペソクレジット払いでは81,000ペソとかなり違いました。

アルゼンチンでは結構あるのですが、現金払いとクレジット払いでは値段が違います。というのはインフレが激しく公式のレートと闇レートが異なるからです(今はその差は少なくなってるよう)。

私はアルゼンチンで現金はブエノスアイレスで闇レートで手に入れたいと思っていたのと、ATMのレートや手数料を考えてバス代の支払いはカードにしました。この時81,000ペソは日本円で約11,000円でした。

ちなみに余ったブラジル・レアルはターミナル内の旅行会社でペソに替えることができました。「中に入れ」と言われこっそりペソを渡されたので「闇両替」なのでしょう。

私乗ったのは15:30のバスです。バスは2階建で席も広々として快適でした。車内にはトイレがあったので良かったのですが、休憩は翌朝の朝食休憩のみでした。

バスは出発した翌日の昼頃にブエノスアイレスのバスターミナルへ着きました。朝には着くだろうと思っていたのですが、結局20時間近くかかりました。

ブエノスアイレスのバスターミナル

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移動にかかった時間と費用まとめ

  • 民宿小林を出てブエノスアイレスに着くまで:約26時間
  • 移動費用合計:約12,000円
  • アルゼンチンでは現金払いの方がお得

時間と費用を考えた時、飛行機の方が安く済む可能性もあります。私は飛行機は検討していませんが、特にプエルト・イグアスからブエノスアイレスは飛行機を調べることもおすすめします。

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まとめ|国境越えバス移動はこんな人におすすめ

民宿小林からブエノスアイレスまで陸路移動はかなり時間がかかります。3つの国でバスを乗り換えたり、通過のためだけにお金が必要だったりと何かと面倒なことはありますが、ポイントを押さえればスムーズに移動できます。

時間がかかるけど、飛行機よりも国境越え感を味わえる移動です。国境越えの雰囲気を味わいたい人、長距離バス旅が苦じゃない人にはおすすめです。

次の記事では「ブエノスアイレス滞在ガイド」を紹介しています。

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