この記事ではカミーノ・フランス人の道15日目:カストロヘリス→フロミスタを紹介したいと思います。
次の記事でカミーノ14日目:オルミージョス・デル・カミーノ→カストロヘリスを紹介していますのでよかったら読んでみてください。
私のカミーノの行程はおおよそ公式行程表に従っていますが、一部異なり公式行程表の33日でなく32日で歩きました。私のカミーノの行程は次の記事で確認できます。
カミーノの概要や私の体験談は次の記事を読んでいただけますのでよかったら読んでみてください。
カミーノ15日目:カストロヘリス→フロミスタの概要
15日目:カストロヘリス→フロミスタ
距離:24.7km
スタート:カストロヘリス Castrojeritz(標高820m)
ゴール:フロミスタ Fromista(標高787m)
※上の地図上のルートは実際のカミーノのルートと異なります。
カミーノのルートは「ブエン・カミーノ」アプリで確認できます。
15日目は最初丘の上まで登り、メセタ台地の広大な平原を歩きます。後半は運河沿いを歩いていきます。
実際の様子
ここからは実際に私が歩いた様子(2024年11月)を紹介したいと思います。
カストロヘリスを出発
カストロヘリスを出発すると平坦な道が続きますが、しばらくして登りが始まります。1kmぐらいの登りですが約130mも登るので息が上がります。

展望台
登りきって振り返ると絶景が見渡せます。

少し先へ進むと今度はこれから歩く広大な平原が見渡せます。いかにもカミーノらしい風景が広がっています。しかしこの辺りは遮るものもありません。私が歩いた時は霧に覆われたり晴れたりしていました。日がないと寒く、日が差せば暑かったです。

広大な畑の間を歩いた後休憩スペースがあります。
イテロ・デ・ラ・ベガ
古い石橋を渡ってしばらく歩くとイテロ・デ・ラ・ベガ(Itero de la Vega)へ着きます。

ボアディージャ・デル・カミーノ
再び畑の間を歩きボアディージャ・デル・カミーノ(Boadilla del Camino)へ着きます。街の入り口にベンチがあり、水汲み場もありました。

カスティージャ運河
ボアディージャ・デル・カミーノを過ぎてしばらくすると、運河沿いを歩くようになります。ここからフロミスタまでは運河に沿って歩いていきます。ときおり遊覧船が通過します。

この運河はカスティージャ運河(Canal de Castilla)と呼ばれかつては小麦運搬に使われていたようですが、現在は灌漑用としてまた観光目的で使われているようです。
フロミスタへ到着
運河の水門までたどり着くと、フロミスタの街へ入っていきます。

フロミスタ
フロミスタ(Frómista)はアルバルゲ、レストランやスーパーなどがそろっています。
フロミスタのアルバルゲ情報

Public Albergue in Frómista( Frómista Pilgrims Hostel)
運営:自治体(公設)
値段:15ユーロ
ベッド数:56
設備:トイレ、シャワー、洗濯機、電子レンジ、中庭、屋外洗濯干場
電源:部屋には少なくベッドから遠い
Wifi:あり
食事:なし
受付時間:14:30〜22:00
営業期間:3/1〜11/30
共用スペースは広く中庭もあって開放的です。キッチンと呼べるものはなく、電子レンジと食器があるのみです。部屋の電源も少なく、ベッドから遠い場所にあります。
フロミスタのおすすめレストラン
El Chiringuito Del Camino
巡礼者に人気のレストランです。カミーノメニューというものがあり、日本語のメニューも用意されていました。私はブルゴスで食べそこなった「ブルゴスソーセージ」を食べて、おいしかったです。値段は16.5ユーロ(週末は18ユーロ)と、他の巡礼者メニューに比べれば少し高いですが味も雰囲気もいい店です。

まとめ
この記事ではカミーノ・フランス人の道フランス人の道15日目:カストロヘリス→フロミスタを紹介しました。
15日目は最初からややきつい登りがありますが、登り切ったところから景色もよく、そこから歩く道もいかにもカミーノらしい風景の中を歩いていきます。後半は運河沿いを歩き、これもまた歩いていて気持ちよかったです。
次回はカミーノ・フランス人の道16日目:フロミスタ→カリオン・デ・ロス・コンデスを紹介しますのでよかったら読んでみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
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