この記事ではカミーノ・フランス人の道6日目:エステーリャ→ロス・アルコス→トレス・デル・リオを紹介したいと思います。
公式のカミーノ行程表では6日目はエステーリャからロス・アルコスまでなのですが、私はトレス・デル・リオまで歩きました。ここではトレス・デル・リオまでのルートを紹介します。
次の記事でカミーノ5日目:プエンテ・ラ・レイナ→エステーリャを紹介していますのでよかったら読んでみてください。
私のカミーノの行程はおおよそ公式行程表に従っていますが、一部異なり公式行程表の33日でなく32日で歩きました。私のカミーノの行程は次の記事で確認できます。
カミーノの概要や私の体験談は次の記事を読んでいただけますのでよかったら読んでみてください。
カミーノ6日目:エステーリャ→ロス・アルコス→トレス・デル・リオの概要
6日目:エステーリャ→ロス・アルコス→トレス・デル・リオ
距離:28.9km(エステーリャ→ロス・アルコスは21km)
スタート:エステーリャ Estella(標高450m)
ゴール:ロス・アルコス Los Arcos(標高450m)/トレス・デル・リオ Torres del Rio(標高475m)
※上の地図上のルートは実際のカミーノのルートと異なります。
カミーノのルートは「ブエン・カミーノ」アプリで確認できます。
6日目も広大な畑やヴィンヤードの間をゆるやかな道が続きます。途中ワイナリーもあるのでワインを楽しむこともできます。
実際の様子
ここからは実際に私が歩いた様子(2024年10月)を紹介したいと思います。
エステーリャを出発
エステーリャの街、住宅街をしばらく歩き郊外へと歩いていきます。街が終わってしばらく歩くとヴィンヤードと建物が見えてきます。

この建物はワイナリーで、ここに無料のワインの蛇口があります。実は私はこの存在を知らず見逃してしましました。知っていたら確実に飲んでいたのですが…。エステーリャから出発すると40分くらいで着いてしまうので、ここには朝のうちに着いてしまうかと思います。なので飲み過ぎ注意です(笑)。
またこのワイナリーにはワイン博物館も併設されています。
ヴィンヤードの間を歩く
このあたりはヴィンヤードが多く見られ、ワイナリーもたくさんあります。ワインを試飲しながら歩くのも楽しいかもしれません。

アスケタ(Azqueta)を過ぎるとビジャマヨール・デ・モンハルディン(Villamayor de Monjardín)まで少し上りが続きます。ビジャマヨール・デ・モンハルディンからロス・アルコスまでは広大な畑の間を歩いていきます。

ロス・アルコスへ到着
公式の行程表にしたがえば6日目はロス・アルコス(Los Arcos)が宿泊地です。大きな街なのでアルバルゲもスーパーもあります。

私はこの日はまだ歩けそうだったので先へ進みました。公式の行程表では翌日からの7〜8日目に27、8km歩く日が続くので、この日に多く歩いて翌日歩く距離を短くしようと思ったからです。
トレス・デル・リオへ到着
ロス・アルコスからはほぼ平坦な道です。サンソル(Sansol)という村で泊まろうと思ったのですが、アルバルゲが閉まっていたので数百メートル先のトレス・デル・リオまで行くことにしました。

ロス・アルコス
私は泊まっていませんが、ロス・アルコス(Los Arcos)のアルバルゲを紹介します。
ロス・アルコスのアルバルゲ情報
Public Albergue in Los Arcos(Isaac Santiago Pilgrims Hostel)
運営:自治体(公設)
値段:8ユーロ
ベッド数:68
設備:トイレ、シャワー、キッチン、自動販売機、洗濯機・乾燥機(有料)、中庭
Wifi:あり
食事:なし
受付時間:12:00〜22:00
営業期間:1/3~10/31
※ブエン・カミーノアプリからの情報
私はこのアルバルゲの前まで来て、ここに泊まるか迷ったのですが先へ進みました。外から見ると中庭があり気持ちよさそうな印象でした。
トレス・デル・リオ
トレス・デル・リオ(Torres del Rio)はさほど大きくありませんが、アルバルゲが数軒あります。
トレス・デル・リオのアルバルゲ情報

Albergue Casa Mariela(Casa Mariela Hostel)
運営:個人(私設)
値段:16ユーロ
ベッド数:42
設備:トイレ、シャワー、自動販売機、洗濯機乾燥機(有料)
Wifi:あり
食事:夕食15ユーロ
受付時間:12:30〜22:30
営業期間:1/3~12/1
アプリでは料金は14ユーロだったのですが、私が行った時は「シーズンオフだから」という理由で16ユーロとなっていました(10月下旬)。キッチンもなく、電子レンジも湯沸器もありません。アルバルゲの1階が売店になっています。他にこの街にスーパーは見かけませんでした。
キッチンもスーパーもないので夕食を頼まざるを得なかったのですが、夕食はボリュームもありワインも1人1本ついてきたので満足でした。夕食の場所はアルバルゲではなく、少し離れたレストランです。
私にとっては初めての私設のアルバルゲでした。値段も公設に比べ高く、その割に設備は不十分で、正直ロス・アルコスに泊まればよかったと後悔しました。公設と私設のアルバルゲの違いを知るいい機会でした。
まとめ
この記事ではカミーノ・フランス人の道6日目:エステーリャ→ロス・アルコス→トレス・デル・リオを紹介しました。
6日目はワインの蛇口やヴィンヤードやワイナリーなどワイン好きにはたまらないかもしれません。私はワインの蛇口を見逃したのが悔やまれますが、期せずして夕食でワイン1本出てきたのはうれしかったです。
次回はカミーノ・フランス人の道7日目:トレス・デル・リオ→ログローニョを紹介しますのでよかったら読んでみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
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